大相撲で錦木関が横綱・関脇を破り連勝中!
2023年7月13日(木)
連日、大相撲名古屋場所で錦木の勢いが止まりません!
今日5日目の対戦相手は、関脇の若元春です。
立ち会いで素早く左下手まわしを取ると、一気に若元春を押し出してしまいました。
強い!相手に何もさせない!
土俵から押し出された若元春が、何もできなかったとばかり、首を振っていました。
今場所で一番いい相撲ではなかったでしょうか?
1横綱・1大関・3関脇相手にこれで5連勝とし、驚きの5連勝です。
※大関戦は不戦勝でした。
これで勝ち越し、9〜10勝の勝ち星を上げれば、3賞のいずれか(殊勲章か?)を受賞でき、念願の新三役昇進が実現するのではないかと期待が膨らみます。
西前頭4枚目で臨んだ先場所(5月場所)は、7日目までは琴勝峰戦しか勝てず
1勝6敗と苦しみましたが、中日以降は全て勝利し9勝6敗で場所を終えました。
盛岡市民の私は、「今場所は大きく負け越しか!」「番付がけっこう下がるだろうな」と諦めモードでした。
ところが中日から連日の8連勝、終わってみれば9勝6敗と十分な成績でした。
そのまま好調を維持し、今日まで2場所にまたがり13連勝です。
錦木関本人も「こんなに勝っていいのかなと思う。自分でもびっくり」とおおらかなな感想。
好調の理由は、“元スー女”で7つ年上の姉さん女房の内助の功か、はたまた2019年11月に誕生した楓香(ふうか)ちゃんのおかげか。
「自分の体はお酒でできている」と豪語する錦木関も、結婚とコロナ禍で“おうち時間”の過ごし方が変わり、奥さんと娘さんの存在もあり、今場所の好成績になったのではないでしょうか?
錦木関プロフィールはこちら↓
www.sumo.or.jp
錦木関の岩手県人らしさと、地道な努力が今日の位置に!
錦木関は、1990年8月25日に岩手県盛岡市で生まれました。
盛岡市立米内(よない)中学校では、野球をする以外に卓球部に所属し、エースを務めていました。
相撲は中学で始めました。
中学卒業後に伊勢の海部屋に入門し、2006年3月場所で初土俵を踏んでいます。
今や珍しい中学卒たたき上げの力士となります。
序の口の番付に載ってから新入幕までまで苦節10年、十両では一進一退と苦しみました。
岩手県人らしく朴訥で、穏やかな性格です、コツコツと努力を続けゆっくりとしたあゆみながら、今場所では東前頭筆頭の位置まで昇ってきました。
今、錦木関は大相撲の世界で郷土力士の記録を塗り替え、岩手の誇り、盛岡の誇りとして、県民・市民の熱い声援を受けています。
新三役昇進の夢、実現させて下さい。応援しています。